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2015年

2015年
10月26日

<中小“後継ぎ”選択肢多彩 「投資ファンド活用」>

中小企業のオーナー経営者が自分の子供に会社を譲らず、社員を後継ぎとして育て社長職や株式を託す例が増えている。
親族以外に会社をつなぐ試みの難しさと利点を「持ち株会社化」「投資ファンドの活用」「時間をかけて株式を分割譲渡」の3つのケースで探る。板金加工のワタナベ(新潟県燕市)は、事業承継にあたって「投資ファンドを活用」することで、技術の流出を防ぎ、後継社長を育てる時間を稼いだ。4年前に創業社長が「第二の人生を歩みたい」と他社への売却を検討したが、社外への技術流出を懸念し、代わって選んだのが事業承継の問題を抱える中小企業向け専門ファンドを運営する日本プライベートエクイティ(JPE)である。

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