＜JPE、千葉の介護会社に投資 3号ﾌｧﾝﾄﾞ 地域密着型を評価＞

日本プライベートエクイティは同社が運営する事業承継ファンドを通じ、介護事業を手がけるヘルシーサービスの全株を取得した。ファンドから役員らを派遣した一方、業界経験者が社長に就任するなど経営体制を強化した。地域密着型の介護事業を展開する事業者の事業承継を後押しする。

＜JPE、林鍛造所に投資　　経営基盤の安定目指す＞

日本プライベートエクイティが運営する事業承継ファンドが、林鍛造所に投資した。投資を実行したのはJPEが日本政策投資銀行と組成したJPE3号ファンドで、同ファンドからの投資実績は2件目となった。林鍛造所の安定した収益力や顧客基盤、技術力に着目したもので、同社の現経営体制は維持する。ファンドからは非常勤取締役と監査役を派遣。経営陣と一体となり、営業支援や内部管理体制の強化に取り組み収益力の強化を目指す。

＜CMI大阪の独立支援 MBO資金数億円出資＞

日本プライベートエクイティは、コンタクトセンター運営を手がけるシーエムアイの大阪支店の独立を支援する投資を実行した。同支店はコモンズ・コミュニケーションズを受け皿会社として、2008年12月下旬にMBOにより独立。コモンズのMBO資金を提供するため、JPEがコモンズに数億円を出資した。