代表挨拶

『志を継いで 夢をカタチに。 夢を継いで 新たなる時代へ。』

“ファンド”に対する世間一般のイメージはさまざまでしょうが、弊社は、会社を“買う”のではなく、 オーナーから“託された”と考えており、いわゆる“買収ファンド”ではなく、“継承ファンド”であると いう考えの下、託された会社の価値を社員の方々と一緒になって高め、次の時代へと継承していくことを目的として、日々、業務に取り組んでおります。
オーナーの“志”を受け継ぎ、経営陣や社員の方々が描く“夢”を共に実現すること、そして、“人から人へ” “企業から企業へ”と企業価値の向上と創造を実現しながら、次の時代へと継承していくこと、これが、創業時から変わらぬ、弊社の理念です。

日本プライベートエクイティ株式会社(JPE)は、後継者不在で事業承継に悩む中堅・中小のオーナー企業や大企業の事業再編に伴って分離独立する事業部門や子会社に、ファンドによる投資を通じて、事業存続と企業価値の向上を支援する、“バイアウト(Buy-Out)ファンド”の運営会社です。

2000年の会社設立以来、日本の中小企業分野におけるバイアウトファンドの先駆けとして、一貫した投資方針を堅持し、国内金融機関を中心とした投資家の皆さまからの支持と信頼を得て、累計10組合(総額266億円)の「事業承継・事業再編ファンド」を組成してまいりました。
投資先企業は累計35社、次の時代へと託した投資先企業(EXIT)も累計22社となり、中小企業分野におけるファンドとしてはトップクラスの実績を堅実に積み上げてまいりました。

事業承継や事業再編は、所有(株主)と経営(経営陣)のあり方の問題であることから、ファンドが橋渡し役となって、株主と経営陣が信頼関係と適度な緊張感を維持しながら、所有と経営の“調和”を図っていきます。また、“変えるべきでないものは変えず、変えるべきものは変えていく”という考えの下で企業価値の向上に努めることで、中堅・中小企業の“第2の創業”を支えるパートナーでありたいと考えます。

オーナー経営者の皆さまに安心して会社を託していただき、未来へと継承していくファンドとして、弊社の理念に共感し共鳴していただける皆さまと共に、これからも歩んでまいります。

日本プライベートエクイティ株式会社	代表取締役社長 法田真一