TOP
会社概要
投資方針
ファンド
投資先
MBOについて
ニュースリリース
メディア掲載記事
お問い合せ
サイトマップ
ENGLISH
プライバシーポリシー
免責事項
   
 
 
コラム
事業承継・準備期間はどれくらい必要か
 
中小企業の事業継承

中小企業の場合の事業承継は通常の場合は子供に対して行われることが多いのですが、社員の生活を守らなければならないので、次期社長になる前に自分で作り上げた会社を支えるためのノウハウや人脈作りが大切なので、事業継承をするための準備をするための期間は非常に長くなります。
有能な社員に会社を譲るのは日本の場合はハードルが高いので、ほとんどありません。能力はあまりなくても中小企業の場合は自身の親族に事業承継するのが一般的なので、自分の引退の時期を前もって決めておいて、それに合わせて社長候補を育てていくことが大切です。
事業承継の1番のポイントとなるのは自分がまだ働けるうちに継承をするということで、それによって、を行った後でも次期社長の後ろ盾として、トラブル等から会社を守ることができます。しかしこの方法には問題もあり、新しい社長の経営方針と古い経営が全く違ったものになった場合には、全社員を巻き込んだ大きな騒動になることもあり、裁判や株主総会などで判断をしなければならない事態になる可能性もあります。
そのため事業承継については予め準備期間を設定して適切な教育を施すことが重要とされていて、早いうちから後継者を指名しておかなければならない場合もあります。

 
事業承継の具体的な準備

事業承継に必要とされる準備はまず第一に後継者を決めるということで、兄弟が多い場合などには長男などを後継者として早めに指名することで、その後の教育がしやすくなります。
具体的な準備としては経営のノウハウを知ってもらうために社会人としての経験を積ませることで、自社で働かせることもできますが、一般の企業でサラリーマンとして働きながら社会の仕組みや経営について知ることが重要です。
中小企業の経営について知るためには社会人として働いて、社員の気持ちや事務手続きなどをしっかりと把握する必要があり、社会人としての経験がないまま社長になった場合には、財務管理などの知識や社員の心のケアができないので、傾斜の経営が行き詰まる可能性があります。
また後継者として指名していた人物が途中でドロップアウトしてしまった場合には、他の候補を見つけなければならないので、もう一度すべてやり直しになります。
後継者が見つからない場合には社長が引退をするまで事業を続けて、その後は社員の中から指名して事業承継をしなければならないのですが、その場合は税金などの関係上かなりの資金を必要とするので、かなり難しい決断をしなければならなくなります。

 
 
 
 
All Contents Copyright (c) 2002- Japan Private Equity Co., Ltd.