事業承継の準備を始めよう
次の代の経営者にバトンを渡すことの重要性は誰もが知っていると思われます。
ただ実際に事業承継を行う場合、元社長の年齢は平均60歳後半となっています。
一般的には定年を迎えて数年経つ時期です。
できることならもう少し早くに次の世代にバトンを渡しましょう。
そのためにはあらかじめ準備をする必要がありますね。
準備と言っても様々ありますが、
とくに重要なのはなんといっても後継者選定でしょう。
なかなか良さそうな人材がいない、
もっと後でも大丈夫などと考えているとあっという間に時間は経ちます。
その間にも会社の状況は悪くなる一方かもしれません。
一般的には事業承継をすると、その前よりも業績が良くなる傾向にあります。
ですので、そういうことも踏まえたうえで、承継に踏み切りましょう。
業績を立て直してから承継すると考えている社長もいますが、
そうではなくできるだけ早くバトンを渡す方が良い場合もあるのです。
もちろんケースバイケースですとなりますが。
会社の未来のためにも計画書を用意するなどして、
具体的に承継の準備に取り掛かりましょう。
求心力が低下してから後継者選びをすると、
イザコザが起こる可能性も高まるので注意が必要です。
事業承継の準備を始めるべきタイミング
会社に事業承継はつきものですが、そんな頻繁に行うものではないため
どうしても準備を後回しにしがちですが、それは良くありません。
様々な考え方がありますし状況によって変わりますが、
退く予定がたっているなら、その10年くらい前から準備をするのが良いでしょう。
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